りしもの
 by SHIMO 様 レベル3~5

糸目神父さんから頼まれたのは、戦争の折に虐殺された街の人たちの霊を鎮めてほしいということでした。
ロザリオとか亡者退散により★昇天★ではなく、祈りによって救ってほしいのだとか。

まあ精神・平和だろうねってことで安定の兄さん。

サトル:でも俺、神様信仰してる訳じゃないけど大丈夫かな?
タケル:サトルが見るのは俺だけだからな
メイ :(スルー)信仰の有無は関係ねぇらしいぞ
サトル:え、あ、うん?

街に着くやいなや強力なレイスが現れ一旦撤退することに。
倒すは倒せるけど(なにせ調整忘れてレベル10)復活しよるのでどうしようもない。
そんなレイスの対策を講じる中、突然神父を疑いだすタケル。

タケル:毒杯で俺たちを消そうとするんだろう。あの糸目も豹変するんじゃないのか
アスカ:……本の読み過ぎじゃないですか? 冗談はともかく、ああいうのはどこかに弱点があるはずですよ
タケル:そっちこそ本の読み過ぎだろう
ヒカル:おそらくかの地はあの神父の力の源……祈りで救うことにより神聖力が増すのかもしれない
メイ :なんの話だよ

一番冷静だったのはララちゃんでした。

サトル:どちらにせよ町の人達の霊も依頼対象だしね
ララ :陰謀とか考えたって仕方ないわよぉ~
ヒカル:っていうか普通にいい人そうだったよ、あの神父

そして祈りでひたすら救っていく傍ら、銀毛の猫ちゃんが。
小動物にしては生命力に溢れているらしい。そしてなにより可愛い。
全員なつかれました。むしろなつかれない条件って何だろう。

メイ :(あの猫、可愛いな)じー
アスカ:(先輩が可愛いです!)
タケル:……大丈夫か?

館で諸々して、レイスとも再戦。亡者退散が効いてしまうようで……すぐにこんな状態に。
レベル云々の話じゃなかった。

サトル:……祈りきれなかった
タケル:最期の様子からして、サトルが救おうとしたことは通じているさ。それだけでもあいつには十分だろう
ヒカル:――彼の根本はもはや邪にあらず。街の人と一緒のところに逝けてるよ
サトル:……うん、そうだといいよね

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