常
夜に沈む者
by 平江 明 様 レベル9~10
とある依頼でとある遺跡の最深部までやってきた一行。
最深部なだけあって真っ暗なため、ランプは必須であった。
タケル:油が切れた。替えをくれないか?
本日のうっかりさんはタケルだった模様。
メイ :どーすんだよ……最深部まで来て明かりないとか
サトル:タケルにしては珍しいね?
タケル:陰謀だ。ランダムの
ララ :きゃっ、誰か触ったわ!
ヒカル:え、これララのお尻? うわー……と、このフロアはまだまだ敵いるみたいだし気を付けてね!
アスカ:こんな真っ暗で敵に会ったら味方と見分けつきにくいですね……
タケル:……ともかく、南の方は掃討しているんだ。一旦そこまで戻ろう
というわけで南の方へ進んでいく一行。
ヒカル:……あれ?
サトル:ふ、塞がってる……
ララ :うそぉん
メイ :ララの力でどうにかならねぇの?
アスカ:まるで壁のようですよ……力や技能でどうにかなるものではなさそうです
タケル:…………
サトル:困ったな、こんな真っ暗な中歩き回りたくないよね。『明かり』キーコードも反応しないし
メイ :(メタいな)
タケル:(顔が見えなくてもバレる、か)すまないサトル、俺のせいで……
サトル:誰でもうっかりはあるよ。明かりがなくても俺たちならどうにかなるって
タケル:サトル……
メイ :(たぶんそこじゃねぇよな)
ララ :(まあ気付かせる必要もないんじゃないかしら)
ヒカル:ねえ、タケルの方から何かの音が聞こえた気がs
アスカ:ヒカルさんストップストップ!
というわけであれこれ探索するわけですが……敵に会ったら案の定味方に誤爆したりと結構てんやわんやした。
しかも探索技能の使い方を間違ってて20分くらいひたすらフロアを巡ってしまったというオチ。
なんとか石版を見つけて、そうして出てきたのが異形さんとかなんとか。
メイ :やっと進んだ!
タケル:念願のラスボスか。潰すぞ
倒させてもらい、ようやく宿まで帰ってシナリオクリア。
ヒカル:聞いてよ親父さん、もー色々大変だったんだよ!
ララ :あたしなんてやたらサトルから攻撃食らっちゃったわぁ……
サトル:ご、ごめん……←『鈍感』クーポン持ち
タケル:……まあ、色々あったが、他人を許す寛容な心は大事ということだ
メイ :……お後がよろしいようでとか言うべきか?
アスカ:いえ、いいんじゃないでしょうか(先輩はダメージもらってないですし)
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